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溶接は、奥が深いからこそ面白い。
新たな分野に挑戦できる環境も自らの成長につながります。

 
 簿記の専門学校を卒業し、最初は出荷部門での業務を担当していました。その後、ハンド溶接の部署へ異動となり、まったくの未経験なのでイチから作業を覚えていきました。じつは、実際に作業するまでは溶接はただつけるだけの簡単な仕事というイメージを持っていたんです。板厚や材料によって条件がまったく違うことやさまざまな種類の溶接があることを知り、作業の難しさも実感したことでイメージはがらりと変わりました。ただ、大変さを感じるより楽しさのほうが大きく、鉄やステンレスの溶接、ワイヤーを使わず母体同士を溶接するTIGなどそれぞれの分野のエキスパートから指導を受けながら技術を身に付けていくことができました。
 
 溶接の技術に自信を持てるようになったのは3年目の頃で、7年目にはチームリーダーを任され、仕事の振り分けや進捗管理なども行うように。前工程の曲げ加工チームとも連携を取りながら、完成までの全工程がスムースに進むよう調整するのもリーダーの仕事です。ほかにも、作業の際にあったら便利だと思う支援具を技術部門に依頼して製作してもらうなど、他部署との連携は欠かせませんね。
 
 先月、ハンド溶接からロボット溶接へ異動となり、現在操作の習得に鋭意取り組んでいる真っ最中です。溶接するという作業自体は同じですが、プログラムで動かすという初の経験に新鮮な気持ちで挑んでいます。複雑な形状や小ロットの製品はハンド溶接、多ロットの製品はロボット溶接というのが基本ですが、現在ハンド溶接で行なっている作業の中にはロボット溶接に移行できるものもあるはずです。ロボット溶接を知ることで、より活用できる道を探り、生産の効率化につなげていくのが今の目標。手先の器用さよりも、前向きに技術を磨いて行く気持ちが成長のカギなので、向上心や粘り強さのある方は大歓迎です。

PROFILE
M.F
製造(溶接)
2009年入社
茨城県出身。入社以来ほぼ溶接ひとすじで、チームリーダーとしての人望も厚い。休日はもっぱら子どもと公園へ出かけてのんびり過ごし、第2子の誕生を控え育休取得を計画中。

 

INTERVIEW 01

M.F

製造(溶接)

 

INTERVIEW 02

R.I
品質管理

 

INTERVIEW 03

M.S

管理

 

INTERVIEW 04

M.Y

製品技術