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些細な見落としが大きなトラブルにつながる、
だからこそ最終工程としての役割と意義を実感します。

 
 ものづくりに興味があり、できれば製造系の仕事に就きたいと考えて就職活動を始めました。学校に来ていた求人票で木原製作所を知り、ものづくりという分野に加えて、地元で働きたいという希望にも合っていたので見学へ。自動車や建機に関わる部品を作っていること、塗装など仕上げまで自社で行っていることを知り、「この会社ならいろいろな形でものづくりに携われるのでは」と期待感を持って入社を決めました。
 
 最初の1カ月は研修として各部署を回り、品質管理の業務も経験。実際に製品をつくる仕事だけでなく、完成した製品の確認を行う専門部署の業務に触れ、ひとくちに製造業と言ってもさまざまな職種があることを知って視野が広がりました。
 
 品質管理の仕事において大切なのは、製品が図面通りにできているかを細かく確認することです。寸法に間違いがないかどうかの確認はもちろん、キズがないか外観をチェックし、溶接部分も細かく確認します。溶接の厚みや幅が図面の指示通りかどうか、また、初回品など製品によってはサンプル品を切断して浸透具合を確認する作業などもあり、見落としがないよう常に注意を払っています。
 
 品質管理は、製造の現場や外注先、そしてお客様、多くの人と関わる部署です。私はもともと人と話すことが好きなのもありますが、意識的に会話を増やしてコミュニケーションを深めるよう心がけています。いい関係を築くことができればお互い仕事もやりやすくなるし、イレギュラーの案件への対応力も高まります。たとえば以前、建機の排気系の製品で突発的な注文が入り、現場で検査をして客先へ直接持ち込んだことがありました。臨機応変な対応によって無事納品でき、お客様から「ありがとう、助かったよ」と感謝の言葉をいただいたときは嬉しかったですね。チームワークの大切さを改めて実感するとともに大きな達成感を感じることができました。

PROFILE
R.I
品質管理
2019年入社
茨城県出身。新人の頃、先輩に声をかけるのをためらって自ら壁をつくってしまった反省をふまえ、「わからないことは遠慮せずに聞く」「自分から次の仕事を探す」と姿勢を切り替えたことで仕事が楽しくなったと振り返る。趣味はアクション系のゲーム。

 

INTERVIEW 01

M.F

製造(溶接)

 

INTERVIEW 02

R.I
品質管理

 

INTERVIEW 03

M.S

管理

 

INTERVIEW 04

M.Y

製品技術